心理学から学ぶ【心の取扱説明書】

子供が言うことを聞かない!困った時の言い換えフレーズ集

イチゴを食べようとする小さな子供
困ったさん
困ったさん
子供が言うことを聞かなくて困るわ
ポジ夫
ポジ夫
なら、考え方を変えてみましょう。困らなくなりますよ。そんな話をいたします。

コップに水が

× → 半分しか残っていない

〇 → 半分も残っている

そんなイメージですね。

内容はどれも、僕が実践して効果のあったことですし、鬱病治療にも利用される認知療法という手法も含まれています。ぜひお付き合いくださいませ。

考え方をどう変える?

具体的には、考え方をどう変えれば子育てで困らなくなるのでしょう?ざっくり言えば↓のように変えます。

「子供が言うことを聞かない」⇒

「子供は意志を発揮する練習をしている

これを読んでいるあなたのお子さんは、2歳ですか?3歳でしょうか?

何にせよ、言うことを聞かなくて困っているのだと思います。

スープを作りたいのにお玉を持っていってしまって返さない。外出したいのにズボンを履いてくれない。図書館で静かにしていてくれない…。

大人はため息しか出ませんが、子供は自分の意志を出しまくりで、好き勝手やってますよね。

そうなんです。好き勝手なんです、この時期の子供って。それこそ、世界中の子供がわがままなんですよ。

でもそれは、利己的なわがままselfishではなく、抑えきれない意志にあふれたわがままwillful

「子供が言うことを聞かない」⇒

「子供は意志willを発揮する練習をしている

だから大人は、こんな↑ふうに考え方を変えるといいです。

うつ病の治療

考え方を変える、というと大した効果なんかないと思うかもしれませんが、うつ病の治療にも使われているんです。認知療法といいます。このアプローチの説明で使われる有名がコレ↓。

行動分析の例

真ん中は「13」ですか?「B」でしょうか?見方次第ですよね?

誰かが「〇〇」と発言したことに対して「〇〇は私を傷つけようとして言ったに違いない」と感じてしまうのがうつ状態の特徴の1つ。

ここで、別の見方をすると傷つける意図はないのでは?と気づけるようにしていくのが認知療法です。

上のselfish⇒willfulの話は、まさにこれ。わがままでなく意志を強く育む練習をしている、のように見方を変えるんです。

「いいかげんにして!」としか思えなかった子供の行動に対して「もっとやれ~、上手にやれ~」と思えるようになるでしょう。

子供を伸ばす言い換えフレーズ集

あなたは今や、2歳のお子さんを見て「意志を上手に使う練習をしてるんだなぁ」と思えるようになりました。

※ もちろんまったくイライラしないということはないでしょう。サポートがなかったり、あまりに何度も繰り返されれば腹も立ちますし、許してはいけない行動(危険な遊びなど)は必ず現れます。

次は、その思いをお子さんに見せていく番です。

相手に伝わってナンボですからね。

そこで、言葉がけフレーズ集。

(例)

「ほんとにわがままなんだから!」⇒

「ちゃんと自分の考えがあるのね」

こんな感じで、行動にネガティブな意味を与えてしまうダメ対応、積極的に使っていくべきOK対応をいくつかお贈りします。それではどうぞ~。

「うるさい!」⇒

「〇〇って言いたいのよね」

「また失敗したの!?」⇒

「〇〇みたいにしたいのよね」

「もうやめて!」⇒

「ごはんの後で続きをしましょ」

子供は誰かを困らせるためでなく、自分の意志・意欲を伸ばすために生きてますから、行動を良く解釈して声をかけます。親であるあなたが応援してあげれば、必ずすばらしい結果になるはず。

わかっているけどできない!ことばかりだと思いますが(僕もそうです笑)、頭の片隅に今回の肺葉が入っているだけで、ふとしたときに踏ん張れますよ!一緒にがんばっていきましょう!

ABOUT ME
ポジ夫
ポジ夫
現役幼稚園の先生。いかに意欲的な子供を増やすか考える日々。心理学、特にエリクソンが大好きで、日本で一番ライフサイクル・モデルに詳しいと言い張っている。恵まれた幼児期を過ごした能天気&超ポジティブ男だが、のんき過ぎてパートナーのミラ子に叱られてばかり(でも全然気にしていない)。